#001 倉庫

仕入れた木材が、ここで加工の出番を待ち、眠っています。仕入れの倉庫で1年、木工工程の倉庫で3ヶ月ほど寝かすのだそう。
種類は、メープルやマホガニーが多く占めているが、全部で10種ほど保存されています。
また乾燥しすぎると、木材が割れてしまうことがあるため、部屋の湿度は、40%ほどで管理されています。

#002 ワイドサンダー(ボディ部分)

ボディ材のトップ・バック面を、電動のサンドペーパーで磨きながら材厚を調整しているところです。

#003 NCルーター(ボディ部分)

コンピュータ制御で、前後左右上下すべてに動く、木材からボディの形に切り出す機械。
あらかじめプログラムされたとおりに、正確に行ってくれます。とにかく大きい。

#004 フレット打ち(ネック部分)

形が整ったネックに、フレットとなる金属棒を置き、なんと足元にあるペダルを踏んで、打ちこみます。

#005 ベルトサンダー(ボディ部分)

ベルトコンベアに紙やすりがついている機械で、切り出したボディの形を整えます。
とても繊細な作業で、最低でも1年以上練習しないと、うまく扱えないほど難しいそうです。
これは、用途によって使う機械も変わるのだとか。
そして、塗装に入る前に、木材にあるキズなどをそろえて、木工段階は完了!

#006 塗らない箇所をマスキング

色をつけない部分には、間違って着色されないよう、マスキングテープなどで防ぎます。

#007 着色前の磨き、形を整える

#008 下地を塗る

基本的には白や黒。デザインによって、ふく色が変わるそうです。たとえば、蛍光塗料を使うのなら黒など……。

#009 さらに色を重ねていく

実際のデザインに沿って、色を重ねていきます。モノによっては5、6回色を入れることもあるそう。
木工からギターが運ばれて、着色が終わるまでに、作業時間だけで3日以上かかります。
乾燥するなど(乾かす部屋はとにかく暑い!)もあり、出来上がるまで最低1週間はかかるそうです。
また、工程ごとに職人も変わり、基本的には流れ作業が中心とのこと。
そして、ギターを鏡のようにピカピカにする、艶出しの段階へ。その場所はなぜか臭い……!

#010 水研磨

石鹸水を使い、粒子の細かい耐水ペーパーで磨きます。ここはしっかりと手作業で。

#011 バフ掛け

ギターにつやを出すための作業。研磨剤を、バフホイールという機械につけ、ピカピカとした表面に仕上げていきます。
磨いた前と後では、この違い!
そうして、最終的な修正、音を鳴らすための機械の設定、ボディとネックの組み込みを経て……

完成!

第一工場には、珍しいデザインが施されているギターも! どれもキレイで思わず見とれてしまうほど。
お値段はというと……、このギター達で家が買えてしまうほどのこと。ひええ、高くて私たちには手が届かない……。

ありがとうございました!