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スペシャルインタビュー Special Interview

SuG 「砂糖菓子の王国で起こる、最高に不完全なラヴストーリー。」待望の3rdアルバム「Lollipop Kingdom」ついに完成!

新作についての質問にSuGがガチで答えちゃいます! 

Teena会員からの質問付き

| 新作について | 10代の頃 〜Teenage Mind〜 | プレゼント |

ヒット・シングル「☆ギミギミ☆」や「Toy Soldier」を含むSuG待望の3rdアルバム『Lollipop Kingdom』が完成! 繰り広げられるのは砂糖菓子の王国で起こる“お菓子の国”と“おもちゃの国”が対立する最高に不完全なラヴストーリー。パステルカラーのマカロンや色とりどりのワクワクするモノでコーティングされたSuGワールドをかじってみたら、甘くてほろ苦くて、そこには不完全な人間が生きるヒントがたくさん隠されている。ヘヴィポジティヴ(ムリやり前向き)ロックを掲げて活動し続ける彼ら。新作についてteenaが知りたいコト、素朴な疑問に5人がガチで答えてくれました。

Text. Hiroko Yamamoto

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SuG × teena
teena会員からの質問に、SuGの5人が答えてくれました!

Q1:
ファッションと曲の融合がSuGの魅力ですが、今回のアルバムのファッションと曲のポイントは何ですか?(神奈川県/15歳)

武瑠「メンバーが着ているのは黒地にパステルカラーのサシ色が入っている衣装で、背景にお菓子やおもちゃ、十字架がコラージュされているんですけど、アルバムのコンセプトとつながるアーティスト写真が撮影できたなと思っています。作品自体、お菓子の国とおもちゃの国の戦争のお話になっているので、写真で見てもわかりやすい。アルバムの中に“Pastel Horror Yum Yum Show”という曲が収録されているんだけど、“パステルホラー”というキーワードがあって撮った写真ですね」

Q2:
アルバムのみなさんの衣装にはそれぞれ個性がありますが、物語の登場人物に沿った衣装だったりするんですか?(秋田県/17歳)

shinpei「そういうわけでもないんだよね」

Chiyu「曲のイメージに沿った服はツアーパンフレットで撮っているので、興味があるなら、ぜひライブに遊びに来て見てほしいですね」

yuji「キャラクターの格好をして撮影したわけじゃないんですけど、曲のシチュエーションに合わせてるイメージの写真ですね」

武瑠「アルバムには登場人物がいっぱい出てくるんですよ。作品のもとになった小説も書いているんだけど、例えば、お菓子の国のお姫様やおもちゃの国の王子様、執事のふりをしているゴースト(『☆ギミギミ☆』のPVに登場)とかヒゲを生やしているベレー帽をかぶった大佐(『Toy Soldier』のPVに登場)とか。そのあたりも楽しんで聴いてほしいですね」

Q3:
キャッチコピーの「砂糖菓子の王国で起こる、最高に不完全なラヴストーリー」ってどういうお話なんですか?(栃木県/17歳)

全員「(笑)それは難しい質問」

武瑠「BOX仕様の3939BOXの中に小説が付いているので、手に入れて読んでほしいですね。そこには、お菓子の国のお姫様とおもちゃの国の王子様が出会うところまでが書いてあるんですけど、そのあとのストーリーは全部、歌詞に書いてあるから、あんまり聴く前から欲張りすぎちゃダメだよ(笑)」

yuji「アルバムから感じてほしいってことだよね」

shinpei「いろいろ想像しながら聴いていく過程も面白いからね」

武瑠「ひとつヒントを言うと、アルバムのおおまかなテーマを考えていくときに人間は天使と悪魔のハーフみたいなものだから、不完全で当たり前っていうフレーズがあった。不完全だからこそ、キレイな部分を描きたくて、それが“不完全なラヴストーリー”に繋がっていった歌詞と音から、感じとってほしいですね」

Q4:
アルバムの中でメンバーのみなさんがイチ押しの曲とその理由を教えてください(山梨県/18歳)

masato「僕は“crispy.”」

武瑠「タイトルで食いついてない?(笑)」

masato「美味しそうだから? いや、この曲の雰囲気や空気感がスーッと入ってくるイメージがあって、ロマンティックで」

yuji「いちばん女子目線なんじゃない?(笑)」

masato「10代の女子にぜひ!」

武瑠「ははは。僕も同じ心を持ってるみたいな空気になってる」

shinpei「イチ押しって言われると迷うけど、初回限定盤の最後の曲“Fancy Cake Yum Yum Show”はSuGとしてチャレンジした曲でもあるのでぜひ聴いてほしいな。ジャジーな雰囲気があって物語が終わった後のカーテンコールみたいな絵が思い浮かぶ曲。登場人物が1人ずつ出てきて並んで挨拶するようなイメージですね」

yuji「僕は“No! More! War!”。この曲ではギターだけじゃなくドラムも叩いていて、打ち込みもやっているので」

shinpei「コーラスもやってるし、マルチだね」

yuji「昔のファンクやソウルの要素が入っている曲だけど、10代のコたちには新鮮に感じてもらえるかなって」

Chiyu「俺は“Pastel Horror Yum Yum Show”。自分たちで見ても感動するクォリティの高いPVができたし、曲もドラマ性と起伏があって何度聴いても飽きない。ベースも音にこだわって唯一、3回ぐらい録り直しました」

武瑠「僕は自分の音楽の好みがぐちゃぐちゃに混ざっている“Howling Magic”。この曲と“Pastel Horror Yum Yum Show”の2曲が揃って『Lollipop Kingdom』のイメージが膨らんでいったので、アルバムの入り口みたいな感じで歌詞も書いていったんです。お菓子の国とおもちゃの国の戦争にロミオとジュリエットみたいなラヴストーリーを絡めたいなと思った曲でもあり、ライブで映える激しい曲でもあります」

Q5:
「Howling Magic」のPVで一番こだわったポイントは何ですか?(愛知県/17歳)

武瑠「PVに出てくるぬいぐるみやアニメーションをどうやって演奏シーンにはさんでいくか。ガチで監督を自分でやったので出てくるモノは全部、私物で対応しました。限られた時間の中で撮影するから、どんな絵になるか、自分がちゃんと把握していないとダメなので気を張っていましたね」

Q6:
「Howling Magic」のPVで一番大変だったことは何でしたか?(秋田県/17歳)

masato「大変だったのは、とにかく時間がなかったこと。撮影した当日の夜がFCワンマンライブだったんですよ。だから朝早くから撮り始めて」

shinpei「PVって、だいたい押して夜中までかかったりするけど、そういうわけにいかないからね」

Chiyu「だから、演奏シーンも事前に打ち合わせて、キメ込んで撮影しましたね」

shinpei「ドラムはいつもよりラクだったんですけどね。なぜかというとPVを撮るときって大きい音が出ないようにミュートさせて叩くんだけど、シンバルが硬いから手が痛くなるんですよ。“Howling Magic”はライブハウスで撮影したので自分のドラムセットでいつもと同じ音量で伸び伸び叩けた」

Chiyu「俺はPV録りのときはパフォーマンスにも力が入るから、いつも右手を打撲するんですよ。その後、ライブだから辛かったですね」

yuji「ライブも顧みず? ロックだね(笑)。僕は自分のギターじゃなく、shinpeiさんのギターを借りて弾いてます。メジャーになると、こんなにたくさんギターを持てるんだって夢を見せたかったけど、バラしちゃった(笑)」

shinpei「メジャーになるとドラマーでも、いいギター買えるんだぞって(笑)」

武瑠「俺は初めてPVでギターを弾きながら歌ったんですけど、口パクの方が歌詞がわかんなくなっちゃってムズいなと思いました。ライブの方がラクだなって」

Q7:
定番なのですが、アルバムのレコーディングで苦労したことを教えてください(石川県/15歳)

yuji「スケジュールがパツパツになってた」

shinpei「余裕を持ってレコーディングに入ったはずなんですけど、時間があったらあったで、じっくりいいものを作ろうと思っちゃうのかもしれないですね」

武瑠「歌詞やデザインは特に苦労しましたね。1週間で4曲、書かなきゃいけなかったことがあって、その合間に歌入れもしてたんですよ。肩こりもヒドくてどんどん睡眠時間がなくなっていって、しんどかったですね。全身にじんましんが出たこともあった」

shinpei「アルバムは毎回、しんどいね」

10代の頃 〜Teenage Mind〜

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――10代の頃の悩み――

Chiyu「バレーボール部でキャプテンやってたんですけど、顧問の先生に後輩がしくったら俺が絶対、怒られるんですよ。どう回避するかで頭がいっぱいで」

yuji「あの頃はいちいち悩むよね〜」

Chiyu「作戦ばっか立ててましたね。たま〜に先生が練習見にくるから、後輩を見張りで立たせておいて、来たらめっちゃ声出してがんばるみたいな(笑)」

武瑠「俺は小学校の頃に初めて同学年の女のコを好きになって、家でしょぼいメモ用紙にラブレター書いてたんですよ(笑)。その頃って毎朝、みんなマラソンしてたんですけど、なぜか走ってるときに渡そうと思って、どういうルートで渡すかずーっと悩んでましたね」

masato「バトンみたい(笑)」

武瑠「結局、チキンだったので渡せなくて、なぜかラブレターをお母さんのタンスに隠したっていう。どうでもいいことで悩み続けるのって若いからなんだろうけど、大事だなって。悩んだことがのちに面白いことに繋がったりするので」

yuji「俺は小学校4年のときに掴まえてきたカブトムシを間違えて踏んじゃって(笑)」

shinpei「(笑)ギリギリ10代だな」

yuji「近くにいた友達のせいにしてた(笑)。でも、切なかったな」

masato「僕は高校の頃、バンドが組みたくても趣味が合う友達がいなくて、ずーっと悩んでましたね。“今日の放課後、どうする?”っていう話になったときにクラスの友達に“スタジオ行くから”って言われるのがすげー切ないんですよ」

shinpei「その頃ってスタジオ入ってるのがカッケーってあったよね」

masato「学校も都内じゃなかったから、メンバーをどうやって見つけていいかわからなくて、悩み過ぎて何もできなかった。家でずっと1人でギター弾いてて、文化祭で友達がバンドやってるのを見て、“いいな、いいな”ってひたすらうらやましかったですね」

shinpei「ガチな悩みとしては、エスカレーター式の学校に通ってたので普通の大学に入ったんだけど、途中から後輩の影響もあって音大に入りたくなって…。でも、入学金とか払ってもらったのに、大学を受け直したいなんて親に言えなくて4ヵ月近くすげー悩みましたね。葛藤したあげく言ったはいいものの、秋から受験勉強始めて時間がないって」

武瑠「でも、それで受かったの?」

shinpei「ギリ間に合った。音楽理論の勉強とか一夜漬けみたいなものだったけど」

――10代の頃の思い出深いアルバイト――

Chiyu「ガソリンスタンドのバイト。いろいろバイトはやったけど、どこでも上司に気に入られるんですよ。ガソリンスタンドでも、上司が店舗を移動になったときに一緒に連れて行かれたり」

yuji「俺は派遣に登録してて、印象的だったのはポスティング。朝、集合してチラシをもらうんだけど、まかないで家に持って帰って、“配り終わったので新しいのください”って(笑)」

武瑠「10代はマネしちゃダメだな(笑)」

shinpei「俺は友達が行けなくなった代わりにやったお弁当にオカズをつめるバイト。ベルトコンベアーの流れ作業で、なぜか、ほかの人はオカズ1種類だけを詰めていくんだけど、俺だけ2種類で両手使ってポンポンポンって」

武瑠「それで両手で叩けるようになったんだ(笑)」

yuji「タンタンタンってリズム感が養われた」

shinpei「(笑)一定のリズムだから?」

masato「僕はテレアポ(テレフォンアポイントメント)のバイトは1年ちょっとやってましたね。申し訳ございませんって、ひたすら謝る」

武瑠「バイトはいろいろやったけど、高校生のときはスタジオ代やライブ代を稼ぐために土日に引っ越しのバイトをやってましたね。ビールケース200箱ぐらいトラックに積んだりとか、筋肉的につらかった」

――10代の頃の夢――

shinpei「俺は10代の半ばからドラムを始めて音楽の仕事につきたいと思ってたので、今、それが叶ってるのはある意味、奇跡的なことかも」

yuji「ミラクルだね!」

shinpei「英語にしただけじゃん(笑)」

masato「僕は高校時代にバンドやりたくて仕方なかったんだけど、できなくて、それでも絶対、あきらめたくないと思ってたから今があるのかなって」

武瑠「俺は5歳ぐらいの頃から、お話を考えるのが好きで、今回のアルバムみたいに自分で創ったストーリーを身近な人にずーっと話してた。“こういう話あったら、面白くない?”って」

yuji「すげー子供だな(笑)」

Chiyu「聞いてくれる人いたの?」

武瑠「中学ぐらいまで“面白い”ってみんな余裕で聞いてくれたんだけど、高校で転校してから、まわりの空気がビミョーになって(笑)、1人だけに洗脳するように話してた」

shinpei「(笑)集中攻撃」

武瑠「そういうことが今の基盤になってて、好奇心が強かったから何でもやってみないと気がすまなかった。それでいろんな人に出会って、パンクに衝撃を受けたことがバンドをやる入り口になったんだけど、とりあえず動いてたらいろんなことが転がっていって、今に至ってるところがありますね」

Chiyu「俺は小学校の頃の夢がプロ野球選手で、中学のときがシャチの調教師」

shinpei「(笑)方向転換、激しすぎる」

yuji「なんでシャチ?」

Chiyu「好きだったから。その内、バンドやり出したから音楽の方に行って」

yuji「じゃあ、バンドのせいでシャチの夢は破れ去ったんだな(笑)。俺は幼稚園のころは“とんねるず”になりたかったんだけど、上がり症で」

shinpei「とんねるずになりたい人にとっては致命的な(笑)」

yuji「学生のときも教科書読む順番がまわってくるのがイヤで、めざましテレビの占いで“今日は緑の草を持っていると願いごとが叶うよ”ってやってたらポケットに草入れて、何とか先生に当てられないようにって」

武瑠「(笑)そこまでするなら、教科書読む練習した方がいいのに」

yuji「中学生になったら将来のことは考えたくなくてドラクエやってたいって(笑)。バンド組み始めた頃はすごく売れて、1年に1枚ぐらいシングル出せばいいなら最高の生活だなって(笑)」

武瑠「いいところしか見てない」

yuji「親にバンドやりたいって言ったのも就職したくない言い訳だったけど、なんとなく、こういうふうになることもあるんだよって(笑)」

shinpei「マジメにやってても夢が叶う可能性もあるし、そうじゃなくてもなれる可能性があると」

yuji「そう。人生、何があるかわからないと10代のコたちには言いたい(笑)」

プレゼント

SuGからの質問に答えてご応募ください。

正解者の中から抽選で5名に直筆サイン&メッセージ付きteenaオリジナル特製ミラーをプレゼント!

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応募は締め切りました。
応募締め切りは
5月31日(木)です。

New Release

3rdアルバム
『Lollipop Kingdom』

3939BOX
PCCA-03587(税込¥5,800円)

Limited Edition
PCCA-03588(税込¥4,200)

Standard Edition
PCCA-03589(税込¥3,000)

(1)Lollipop Kingdom
(2)Pastel Horror Yum Yum Show
(3)☆Gimme×Gimme☆
(4)Toy Soldier
(5)NO! More! War!
(6)crispy.
(7)Howling Magic
(8)sleazy ARMY blood
(9)yellow strider
(10)SWEET COUNT DOWN-Album Ver.-
(11)きたないことば
(12)不完全Beautyfool Days
(13)DOKI DOKI TV CREW
(14)Fancy Cake Yum Yum Show
(15)ときどきすてきなこのせかい
※(15)のみStandard Editionに収録

★LIVE
SuG TOUR 2012 「The Lollipop Kingdom Show」
5月1日(火) Zepp Tokyo
5月4日(金) Zepp Sapporo
5月15日(火) Zepp Nagoya
5月16日(水) Zepp Osaka
5月18日(金) Zepp Fukuoka
6月17日(日) 中野サンプラザホール

Profile

武瑠(Vo)、masato(G)、yuji(G)、Chiyu(B)、shinpei(Ds)。ヘヴィポジティブロックをコンセプトに2006年に結成。バンド名は黒人のスラング“thug”(周りの意見を気にせず、自分たちの思うままに進む人たち、悪友という意味がある)をアレンジして付けられた。2010年1月にシングル「gr8 story」でメジャーデビュー。
翌年リリースした4枚目のシングル「Crazy Bunny Coaster」がオリコンウィークリーチャートの3位を記録し、2011年11月にはNHKホールでのワンマンライブを成功させる。2012年4月25日に3rdアルバム『Lollipop Kingdom』を発売。5月1日からZeppツアーを開始。

Official Site

武瑠プロデュース
『million $ orchestra(ミリオンダラーオーケストラ)』

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