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スペシャルインタビュー Special Interview

声優・俳優、歌手など、豊かな表現力と歌唱力で幅広く活躍中! 宮野真守 待望の3rdアルバムについて熱く語る! Teena会員からの質問付き

直筆サイン&メッセージ付きteenaオリジナル特製ミラーを1名に!

1年8ケ月ぶりとなる宮野真守の3rdアルバム『FANTASISTA』は、オリコンウィークリーチャート初登場10位を記録したTVアニメ主題歌の「オルフェ」や「ウルトラマン列伝」の主題歌「DREAM FIGHTER」を含む1枚。ポップセンスが光るヒップホップ界の代表格、KREVAも楽曲提供&プロデュースで参加している。そして、アルバムのリード曲「EGOISTIC」は彼からのメッセージが込められたアッパーなチューン。得意のダンスがフィーチャリングされたミュージックビデオも必見だ。声優という枠を超えて活躍する宮野真守が生み出したファンタジーとリアルが交錯するニューワールド。制作まっただ中だった彼にアルバムの話を聞いた。

Text. Hiroko Yamamoto

リアルなファンタジーがアルバムのテーマ

 アルバムを作るたびに以前よりも進化した、新しい楽曲、新しい自分に出会いたいと思っていて、いつも制作している内にビジョンやアルバムのテーマが明確になっていくんです。
今回は曲を作っていく過程で『FANTASISTA』というワードが浮かび上がってきたんですが、もともとは“FANTASY”というキーワードがあって、そこからこのアルバムのタイトルに辿り着いたんです。というのも、昨年は【うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%】や【ウルトラマン列伝】の主題歌のお話をいただいて、振り返ってみるとファンタジーな世界観の中に宮野真守としてのリアルな想いを反映させて曲を作ってきたなって。その経験があった上でのアルバム制作ということで、今回はリアルなファンタジーをテーマにして作っていきました。『FANTASISTA』って僕の中ではサッカーのイメージが強い言葉(ずば抜けた技術を持ち、創造性に富んだ予想外のプレーを見せる天才的なサッカー選手の意)だったんですけど、調べてみたら、もともとは『機知に富んだセリフと即興芸の得意な役者』という意味があったので、これは自分が目指しているところに近いし、アルバム全体を括るタイトルにふさわしいんじゃないかと思ったんです。

タイトルチューンはKREVAプロデュース!

 KREVAさんが音楽監督をつとめた音楽劇【最高はひとつじゃない】に出演させていただいたことがキッカケでアルバムに曲を提供してもらえることになったんです。
僕自身、共演させていただいてKREVAさんの人間力、魂で作品に向かっていく姿に惚れ込んで、“またいつか、一緒にお仕事をしたいな”と思っていたら、ディレクターに「ダメもとで曲のことをお願いしてみようか?」と背中を押してもらって……。当たって砕けろの精神で「曲を書いていただけませんか」ってお願いしたら、ビックリするぐらい快諾してくださったんですよ! その後、自分が音楽活動をする上で大事にしていることや役者としてのポリシー、今回のアルバムのコンセプトをお話ししたら、『FANTASISTA』をテーマに詞と曲を書き下ろして、プロデュースもしていただいて……。本当に嬉しかったです!

生きる喜び、尊さを忘れたくない

 僕が作詞しているバラード「Beautiful Life」はいつも楽曲を提供してくださっているJ in Nakamuraさんに自分からテーマを伝えて一緒に作らせていただいた曲です。去年は本当にいろんなことがあって、僕自身、その中で自分の無力さを感じることがいっぱいありました。そんな中で、自分自身をしっかり見つめて確認しながら、気持ちを整理して、素直な言葉を歌詞にしていき、みんなと一緒に前を向いて生きていきたいという想いを曲に込めました。最後の2行の詞 “生きている それだけで It's a beautiful life”、それがいろいろ感じて、考えた自分が行き着いた答えだったんです。生きている喜び、その尊さや大切さをしっかり噛み締めながら進んでいきたいと思います。

――10代の(頃の)夢――

声優の仕事に出会って視界がいきなり広がった

 7歳のときに「劇団ひまわり」に入ったんですが、子供の頃は何の根拠もなく、漠然と「大きくなっても、この世界でやっていくんだな」と思っていたんです。
逆に言うと具体的に「僕は、この夢に向かってやっていくんだ!」って胸を張って言えることがなかった。このままじゃいけない、自分のやっていることをちゃんと夢にしなきゃと思ったのは高校生になってからです。それからは劇団内のレッスンにしっかり真面目に通うようになって、「今は仕事がなくても、技を磨いておこう」って。そんな日々が続いて、高校3年生のときに声優のオーディションをいただいたんです。僕自身、小さい頃からアニメが好きでよく見ていたけれど、単純に自分がそういう仕事をするという発想がなかったので、「そうか。こうやって、声を演じている人がいるんだよな」って青天の霹靂でした。NHK教育ドラマ『私はケイトリン』、この作品に出合って、自分の視界がいきなり広がったんです。自分の夢が見えてきたというか、仕事と夢が結びついた瞬間だったのかもしれませんね。

――10代の(頃の)悩み――

自分はこのままでいいのか? とすごく不安だった

 いちばん悩んでいたのは、やっぱり将来についてですね。学校生活は友達にも恵まれて楽しかったんですよ。高校生のときはサッカー部に所属し、学校行事にも積極的に参加するタイプでした。文化祭とかで、劇団でレッスンした自分のパフォーマンスも試したりして(笑)。その一方で、まわりの友達が進学、就職と、どんどん進路が決まっていくと「自分はこのままで本当に大丈夫なんだろうか?」って、すごく不安でしたね。劇団のレッスンは続けていたものの、自分の将来がしっかりと見えていないから、焦っていたんです。親に「大学に行った方がいいかな」って相談したこともありました。と言っても、ハナから受験勉強なんかしてなかったから、時すでに遅しなんですけどね(笑)。親も「好きなことをやりなさい」って言ってくれて。そんな時に、声優のお仕事に出合うことができたんです。本当にありがたくて、ガムシャラに頑張りました。

――10代にお薦めのアルバムの1曲――

悩んでいるときにこそ聴いてほしい曲

 リードトラックでもある「EGOISTIC」ですね。
“ジレンマ感じてる分近づいてる目的地”という歌詞があるんですけれど、ジレンマがあるからこそ、そのときに自分ができることが見えてくる。そういう意味でも悩めるティーンに当てはまるところがあるかもしれない。この曲では他人の基準ではなく、自分が正しいと思ったことに突き進んでいく強さを打ち出したかったんです。10代の頃の僕のように、進む道が見えなくて悩んでいたり、背中を押してくれる人がほしい時に、ぜひ、この曲を聴いてもらえたら……。テーマがそれぞれの正義を信じて生きることなので、他人を無視するという意味ではなく、「自分の意志を貫き通すことって大事なんだ」って思ったり、「自分の正義って何だろう?」って、もう1回、考え直すキッカケになったらいいなと思います。

宮野真守×teena
teena会員からの質問に、宮野さんが答えてくれました!

Q1:
宮野さんは初めて人前で演技をしたときのことを覚えていますか? それはどんな演技でしたか?(ちいちゃん/17歳・高校2年)

「7歳のとき、兄と一緒にTVのCMのオーディションを受けに行ったのが最初でしたね。課題曲の『買物ブギ』を歌って、一瞬の内の出来事でした。僕は子供の頃からとても緊張しぃで、兄はドカーンと肝が座っているというか、何も考えてないんですが(笑)。
そんな両極端の性格の兄弟がオーディション会場に行って、兄はいつもの調子で何事もなく終わり、直前まで逃げ出したかった宮野真守は本番になるとスイッチが入って、歌い出したらトランス状態になったらしいんです(笑)。自分ではどんな表現をしたか覚えてないんですが、結果、僕だけ受かったみたいな」

Q2:
声優さんはいつも声に気を使われていると思いますが、喉のケアはどんなことをしていますか?(まゆまゆ/16歳・高校2年)

「いろいろしてますね。乾燥しないように加湿器は欠かせないし、風邪をひかないように外出するときは必ずマスクをして、のど飴も持ち歩いています。それと、あまりお酒は飲まなくなりました。」

Q3:
宮野さんのお薦めの本がありましたら、教えてください。(あすか/18歳・高校3年)

「お薦めの1冊は山里亮太の『天才になりたい』(朝日新書)。南海キャンディーズの山ちゃんが書いた本で、直接、いただいたんですけど、これは彼の人生がわかる本です。今まで組んでいたコンビの話や、ときにはソロで活動してきた山ちゃんが、ついにしずちゃんに出会うまでの“ロード・トゥ・しずちゃん”みたいな(笑)。彼は言葉のスペシャリストなので、内容だけでなく文章自体も楽しめると思います」

Q4:
私はあまり社交的ではないのですが、宮野さんが人付き合いで大事にしていることはありますか?(ひなつ/19歳・大学1年)

「僕ももともと、とても人見知りなんです。ただ、人と話すのがあまり得意な方ではないからこそ、逆にしゃべるようにしているところはありますね。社交的で積極的というより、自分ではむしろ臆病な方だと思います。そういう自分を知っているからこそ、あえて話しかけるようにしているのかなと思います」

直筆サイン&メッセージ付きteenaオリジナル特製ミラーを1名に!

応募は締め切りました。

New Release

<3rdアルバム>
「FANTASISTA」(初回限定盤)
発売日 2012年4月18日
品番 KICS-91759
税込価格 ¥3,500(税込)
DVD付スリーブケース仕様

DISC
01. EGOISTIC
02. Burning Point
03. オルフェ
04. FANTASISTA
05. SUPER★SOUL
06. Secret Line
07. ヒカリ、ヒカル
08. 燦灯歌
09. エベバデダッゴナカッピョヘーン
10. innocence
11. DREAM FIGHTER
12. Beautiful Life

*初回限定盤には「ヒカリ、ヒカル」「オルフェ」「DREAM FIGHTER」に新曲「EGOISTIC」のミュージックビデオを収録したDVD付き

「FANTASISTA」
(通常盤)
発売日 2012年4月18日
品番 KICS-1759
税込価格 ¥3,000(税込)

01. EGOISTIC
02. Burning Point
03. オルフェ
04. FANTASISTA
05. SUPER★SOUL
06. Secret Line
07. ヒカリ、ヒカル
08. 燦灯歌
09. エベバデダッゴナカッピョヘーン
10. innocence
11. DREAM FIGHTER
12. Beautiful Life

Profile

宮野真守(みやのまもる)/声優・俳優・歌手。1983年6月8日生まれ。埼玉県出身。双子座、B型。身長182cm、体重63kg。小学生時代から劇団ひまわりに所属。高校3年生のときに海外ドラマ「私はケイトリン」で声優デビュー。代表作は「DEATH NOTE」(夜神月役)、「機動戦士ガンダム00」(刹那・F・セイエイ役)、「ウルトラマンサーガ」(ウルトラマンゼロ役)、「ポケットモンスター ベストウイッシュ」(デント役)ほか多数。声優、俳優、歌手としてマルチに活躍中。2008年に歌手としてメジャーデビューを果たし、2011年7月にTVアニメ「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」の主題歌に起用されたシングル「オルフェ」がオリコンウィークリーチャート初登場10位を記録。2012年4月18日に同曲を含むサードアルバム『FANTASISTA』をリリース。5月6日にパシフィコ横浜 国立大ホールでスペシャルライブを行う予定。

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