E! & CULTURE

Top > E! & CULTURE > Gacharic Spin Special Interview

Gacharic Spin Special Interview

デジタル・ロックを生演奏でこってり&がっつりやりつつ、そこにダンサーのパフォーマンスが合わさるという、唯一無二なスタイルを持つ“全力エンターテイメントガールズバンド”、Gacharic Spin。
ややもすればイロモノちっくに陥りそうなところを、圧倒的なパフォーマンスとテクニックでそれを凌駕してしまっている様には、感動すら覚える。
そんな、ある意味バンドの枠をはみ出しながら成長し続ける彼女たちが、ついにメジャーのフィールドに降臨!

この5年間、濃くて目まぐるしい毎日を送ってたんで、私たちの中では10年間ぐらい経ってるような感じです。

結成から5年、今までメンバー・チェンジも含めて紆余曲折あったと思うんですけど、振り返ってみていかがですか?

F チョッパー KOGA

F チョッパー KOGA(以下、チョッパー):そうですね。Gacharic Spinを立ち上げた(2009年6月)のが私とボーカル&ドラムのはなのふたりなんで、本当にこの5年間というのはこのふたりっていう部分が強いんですけど……と言ってもギターのTOMO-ZOもわりと早い段階でGacharic Spinに加入(2009年12月)しているので、そういう意味ではこの3人ですかね。5年ですけど、濃くて目まぐるしい毎日を送ってたんで、私たちの中では10年間ぐらい経ってるような感じです。

オレオさんは入って2年ちょっとですよね。

オレオレオナ(以下、オレオ):はい、2年半になります(2012年3月加入)。なので、その前のことは、けっこうどうでもいいかな(笑)。

チョッパー:(笑)どうでも良くないよ。それがあるから今があるんでしょ。

自分が入ってバンドが変わったところってありますか?

オレオ:みんな、すごい真面目、今も真面目過ぎるんですけど、私が入ったことで“ハッピー!”みたいな感じがより強くなったかな、なんて。

チョッパー:あと、平均体重が重くなったよね(笑)。

オレオ:平均年齢は別に下げられてないんですけど、(平均)体重はグンと上がりました。

このタイミングでメジャー・デビュー、もっと前でもよかったような気がするんですけど、あえてここというのは?

チョッパー:正直、初期の頃からメジャーの話はいくつかいただいてたんですけど、今回は、ありのままのGacharic Spinでいいっていう……なんて言うんですかね、完全なる答えをもらったので。

オレオ:♪ありのままの〜。

チョッパー:入ってこなくていいから。……そういうのがなかなか難しかったりして……で、この6人になったタイミングで、今のこのGacharic Spinのままでデビューしないかという話をビクターさんからいただいてっていうのが大きかったですね。タイミング的には、絶対にここでしようとか正直決めてなかったんですけど、ちょうどいいタイミングだったのかなとは思います。

オレオ:今でしょ!

チョッパー:絶対にここでメジャー・デビューとか、こだわりは正直なくて。

メジャーとかインディーズを気にしないのは、やっぱりライブがメインのバンドだってこともあるんですか?

チョッパー:そうですね。やっぱりこの前のZepp DiverCity Tokyoのワンマン・ライブ(10月5日)もちょうどメジャー・デビューの発表とメジャー第1弾のCD発売から5日後のライブだったので、メジャー・デビューしたからZepp DiverCity Tokyoでワンマンができたみたいに思われることがあるんですけど、そうじゃなくて、あの広い会場でできたのは、5年間インディーズで活動した結果なんですよ。だから私は、そういう意味ではメジャーだからインディーズだからっていうのはあんまりないのかな。差がないというか。うまく言えないんですけど。もちろんメジャーだったらもっともっと宣伝だったりとか、インディーズに限界を感じる部分で勝ってる部分はあると思うんですけど。私たちはライブ・バンドだったりするので、生で感じるバンドなんで、そういう意味ではインディーズもメジャーも関係ないし、むしろインディーズでやってきたことが今メジャーで形になって、それがメジャーに繋がっていってるからすごく流れはいいのかなと思います。

今回のアルバムはインディーズ時代のベスト盤ですよね。

チョッパー:そうですね。なんで、メジャー・デビュー第1弾がインディーズのベストなのって突っ込まれることがあるんですけど、私たちが今までやってきたことをメジャーというフィールドでいろんな人に聴いてもらえるだろうってことで、まずはこういう形で出したかったっていうのがあります。

はなさんにお伺いします。この5年間を振り返ってみてどうですか?

はな:最初は何もわからない状態でおおまかな夢だけを見て走っていたんですけど、やっぱりこういろんなことを乗り越えて着実に一歩ずつ前に進んでいるというのを感じられるバンドだなって。私も今までいろんなバンドをやっていたんですけど、このバンドが唯一前に進んでいるって感じるバンドで、5年間やってきましたけど、まだまだ行けるだろうなっていうのを今は感じてますね。さらに上に……やっぱり、限界を感じると、時間が経つ中で解散してしまうバンドもあると思うんですけど、Gacharic Spinはまだまだ前に行くんだろうなっていう思いで今やってますね。初期の頃よりもさらに強いっていうか、まあ日本武道館って夢が近づいてきてるんで、さらにいろんなものをクリアして、どんどん上に行きたいなと思ってます。

TOMO-ZOさんはどうですか?

TOMO-ZO:バンドとかってメジャー・デビューがゴールって思う人がいると思うんですけど、Gacharic Spinはメジャー・デビューがゴールじゃなくて、メジャー・デビューしてからがまた試合開始だみたいな感じで、スタート地点に立った気持ちで、またさらに頑張っていこうという気持ちでいっぱいですね。

デジ・ロックって言っちゃうと失礼なのかもしれないんですけれど、デジタル・ロックを生演奏でこってりというかがっつりやったところにダンサーのパフォーマンスが合わさるという、あんまり他ではないというか、少なくとも日本では唯一無二なスタイルなわけじゃないですか。こういう風なバンドというかユニットにしようと思ったのはどの辺からですか?

チョッパー:最初はオレオ、まい、ありさはいない、他にもうひとりセンター・ボーカルがいる普通の4人組ガールズ・バンドをやっていたんですけど、センター・ボーカルが脱退することになって、その時にオレオはもともと違うバンド(EU PHORIA)でやってたんですけど、一番助けてくれたのがこいつなんですよ。

オレオ:こいつ(笑)?

チョッパー:それで途中加入になったんですけれど、その時のツアーでは、ボーカルじゃなくてキーボーディストとしてサポートしてくれてたんですね。そこで、サポート・ボーカルってことで、20人以上のボーカルさんを誘って一緒にツアーに出たんです。しかも、それで東名阪のワンマンやったりして。

TOMO-ZO:それで何とか乗り切って。

『ガチャピ〜ンチ!!』ツアー(2012年2月〜4月)ですね。

チョッパー:そうです。Gacharic Spinのワンマンなのに、私たちがバック・バンドみたいな(笑)。それぐらいから、他にはないこと……バンドの枠を超えていこうかなっていうのがあって。

TOMO-ZO:ボーカルが20人いたらおかしいから。ミュージカルかって(笑)。

チョッパー:そうそう。それくらいからですかね。その後、実際問題、センター・ボーカルのオーディションをしたりとかして探しはしたんですけど、いい出会いがなかったっていうのもありますし、その時、はなとオレオのふたりで歌うタイミングだったり、そういうライブも多くて、その時このふたりの歌がすごいいいねっていうのがあって、もし入れるんだったら、このふたりに絶対勝つボーカリストを入れないと意味がないじゃないですか。正直いないんですよね。じゃあ、このふたりが歌うことでやっていこうという風になった時に、やっぱり手が塞がっちゃう。その時にパフォーマーを入れようかっていう話で、まいとありさがパフォーマーとして加わったんですけれど、単なるパフォーマンスやダンスで踊るだけじゃつまらないから、ローディーみたいなことをしたりとか、紙吹雪を飛ばしたりとか……まあ、そういうなんでも屋さんていうのでふたりは入りました(2013年2月)。でも正直、ダンサーとかパフォーマーを入れる以外にも、ニューハーフの方だったりとかマジシャンだったりとか、雑技団的な人なんかも……ボーカルを探すと言いつつ、いろんな人を探してました。声をかけてて最終的に落ち着いたのがこのメンバーって感じですかね。もしかしたら、マジシャンが入ってたかもしれないし、MCだけオカマが出てきたり。本当にそういうのを考えていて、ニューハーフの人に普通に連絡取りましたもん。今メンバー探してましてって(笑)。

見た目がこんな感じなんで、やっぱりライブを観てもらうまでは、“何なの、この人たち?”ってなっちゃうんです。でも、“何なの、この人たち?”が大事だと思ってて(笑)。

ややもすればイロモノちっくに陥りそうなところを圧倒的なパフォーマンスとテクニックでそれを凌駕しちゃってるんで、たぶんそっちイっちゃっても全然OKだと思いますよ。

チョッパー:その言葉、とても嬉しいです。でも、そんな風に認めてもらえるようになったのも本当にここ最近ですかね。やっぱり見た目がこんな感じなんで、やっぱり1回(ライブを)観てもらうまでは、“何なの、この人たち?”ってなっちゃうんです。でも、“何なの、この人たち?”が大事だと思ってて(笑)。楽器をまったく持ってないガチャガチャな衣装のアー写だと、本当に何者かわからないですよね(笑)。

そういった中でまいさんとありささんのふたりを入れたのは、どういったところが良かったからですか?

チョッパー:1回サポート・ボーカル入れたツアーの後に、“ダンサーも入れてライブもやってみたいね”って話になって、もともと繋がりのあったまいに声をかけて、まいが入った状態で1回ライブをしたことがあるんですよ。その時にすごいしっくりきて、お客さんの評判も良かったんですね。その時は、ダンサー入れるよって、ひと言も言ってなくて、“やっぱり、あの流れいいよね”って話から、まいに“ちょっとダンサー探してるんだけど”って言ったら、普段無口で、自分の意志をあまり示さないまいが、“やりたいです”って言ったんで、“この人マジだ”と思って、そこからですね。でも、入れるんだったら、ふたりの方がバランスがいいからっていうので、まいの友達のありさが入ってきたって感じです。

加入したのって中学3年生の時ですよね?

1号 まい(以下、まい):はい、中学3年生です。

親とか反対しなかったですか?

まい:いえ、全然されなかったです。

ここからはパーソナルな話を聞かせてください。プレイヤーの方は、楽器を始めたきっかけから教えてください。まずは、はなさんから。

はな

はな:小さい頃はピアノを触ったりして遊んでて、で、ドラム自体は高校生の時に遊びで触ったことはあるんですけれど、実際問題ドラムをがっつり続けて行こうという意志はなくて……もともとベースをやっていたというのもありますし。KOGAさんとは昔、遊びでバンドやったことがあって。で、それは解散して、お互い別々の道、まあお互いベーシストで進んでたんですけれど、お互いのバンドが解散して、またバンドがやりたいって誘ってもらったのがきっかけでドラムをしっかりやろうかなって。だから、真剣に始めたのは、KOGAさんきっかけですね。一緒にバンドをやろうと言われた時に、ドラムをやってほしいとも言われて、“じゃあ、もう1回ドラムをしっかりやって、ドラマーとしてバンドを組もうかな”と思って。

旧知の仲のふたりがリズム隊やっているっていいですね。しっくりくる感じみたいなのってあります?

はな:そうですね。あとKOGAさんの性格というか、まあ、バンドに関してはすごい熱くて、バンド以外のことは本当に適当なんですよ。バンドに関してはすごい努力を惜しまないっていうのは、高校の同級生だったので知っていたので、一緒にやれば、お互いに上を目指せるだろうなっていうのは確信してたんで、“一緒にバンドやろう”って言われた時に、ぜひやりたいなと思いました。

ベースもかなりの腕前なんですね?

チョッパー:私より全然上手ですよ。

そうなんですか?

チョッパー:はい。その上、どのパートでもできるんですよ。楽器10個くらいできるんじゃないかな。

オレオ:KOGAさんの10倍できる!

チョッパー:私、ベースがギリギリなんで。楽曲的にも、最終的にアレンジするのは、はななんですよね。楽器のことが全部わかるので、ピアノもギターもベースも。

では、オレオさん、お願いします。

オレオ:私は3歳とか、本当に意識のない頃から……。

チョッパー:意識はあるでしょう?

オレオ:そっか、今の方がないか(笑)。本当に小さい時からクラシック・ピアノをやっていたんですけど、楽譜読むのが本当に嫌いで。先生に、“ああしなさい、こうしなさい、そこは小さくして、これだけ伸ばして”、とか言われると、本当に超ストレスで。でも、そんな状況で中学生くらいまでやっていたんですけど、なんか自我が芽生えてというか、ちょっとPOPなものを弾きたいなと思って、先生に反抗しつつ、そういうのを弾き始めてたんですよ。で、ようやくその先生から逃れて、そのタイミングでなんか、アイドルになろうと思っちゃったんですよね。それでピアノから1回離れて、ダンスと歌を……(メンバーに向かって)もう笑ってるじゃん、全然笑ってもらっていいんですけど、……ダンス・ボーカルに芽生えたんですけど、なんか神様が試練を与えるというか、脚を壊したんですよ。本当に人生終わったって思ったんですけれど、そのタイミングでディープ・パープルの「ハイウェイスター」を,昔バンドやってたみたいな叔父さんにちょっと借りて聴いたら、“何これ、カッコいい”と思って。ちょっとクラシック要素があるじゃないですか。わたしも弾けるかもしれないと思って、「ハイウェイスター」をコピーして、“あー楽しいな”と思って、そこから音楽というかバンドというか、ピアノというかキーボードをまた始めて……本当に適当なんですよ。リーダーはバンドのことちゃんとやる人間なんですけど、私、バンドのことさえもちゃんとできない人間で、今、奇跡的に続いているというか、お尻をペンペン、みんなにしてもらいながら続けていられる。

チョッパー:相当ペンペンしてますけど(笑)。

チョッパーさんはいかがですか?

チョッパー:はい、私は先輩が“ギター持って歌いたいんだけど、ベース弾く人いないからやって”っていう、余り物的な感じで(ベースを)始めました。けっこうベーシストに多いパターンだと思うんですけれど、それが始まりで、最初はベースとギターの区別がまったくつかなくて、“何がどう違うんだ”、みたいな。楽器もわからないし、音楽にも興味がまったくなかったので、ジャンルとか言われてもまったくわからなくて……そういう意味ではジャンルこだわりがなく、なんでも聴けるというか……ただ最初から音楽が好きだったら、“絶対自分はギターじゃなきゃいやだ”とか、“絶対ロックじゃなきゃ嫌だ”とか、“メタルじゃなきゃ絶対にやりたくない”とか、こだわりがあったんだろうけれども、私にはまったくそういうのがないので、そういう意味では今のGacharic Spinに繋がってる気がします。もうなんでもあり。

TOMO-ZOさんは?

TOMO-ZO

TOMO-ZO:小さい頃にピアノをやっていたので、音楽にはずっと興味があって、ギターを始めたのは小学校5年生の時ですね。Whiteberryの「夏祭り」が流行っていて、友達同士でバンドを組もうかってなって。その頃、私は歌が好きで、すごいボーカルがやりたかったんですけれど、もうひとりやりたい人がいて、折れてギターになったと。でも、すぐにギターの魅力にハマっていって、バンドもすごく楽しくて。……私、(バンドでのキャラクター)設定が14歳なので紛らわしいんですけど(笑)、長野県の田舎者で、“ここにいたら何もできない”と思って、中学卒業後に高校資格も取れて専門学校の勉強もできる学校に入って、そこで3年間勉強して。で、その流れでオレオのいたEU PHORIAに入ることができて、そのつながりでKOGAさんがやってたTHE PINK☆PANDAともツアーを一緒にやれて、EU PHORIAが解散する時に声をかけてもらって、Gacharic Spinに入ることができたと。

では、パフォーマーのおふたりなんですけど、まいさんからダンスを始めたきっかけを教えてください。

まい:きっかけは、小学生の時に(語尾が上がり口調で)クラブがあって……。

チョッパー:クラブ? びっくりしたじゃん、小学校にクラブがあるのかと思った。

まい:(語尾が下がり口調で)クラブがあったんですよ。何かしらに入らなくてはいけなくて、とりあえずダンスに入ろうと思って入って、その時、普通に踊るじゃないですか? 先輩に“うまいね”って言われて、別にそんなに興味があったわけではないんですけど……。

チョッパー:なんか、上から目線だね。私は踊れたけど、みたいな(笑)。

まい:違います(笑)。それで近所の商店街のダンス・スクールに誘われて、そこに通うようになって、やってて楽しいなと思って。あと、お祭りとかにもそのダンス・スクールで出ることになって、観てもらう楽しさとかもそこで感じて。それからエイベックスとかいろんなダンス・スクールに通い始めて、KOGAちゃんとも知り合って、で、誘われて、ワンマン・ライブの時に出演させてもらって。ダンス・スクールやお祭りでの発表会って、普通に観てもらって、わぁ〜って感じなんです。だけど、バンドで踊って、お客さんを煽ったりすると、お客さんもそれに応えてくれたりして、ダンス・スクールでやるダンスとバンドでやるダンスの楽しさって、やっぱり違うなってすごく感じましたね。

チョッパー:一体感があるんだろうね。

まい:そうですね!

チョッパー:あと、反応が返ってくるところとかもね。

まい:それが楽しくて、“やりたいです”って言って入らせてもらって、今ここにいます。

ありささんは?

2号 ありさ(以下、ありさ):私は最初ダンスにまったく興味がなかったんですけれど、音楽を聴くのが好きで、お母さんと家で音楽聴いている時にただリズムをとっていただけなのに、お母さんが“ダンスやらせよう”みたいな。急にレッスンに行かされて、“何これ?”みたいな。だけど、なんか好きになって、どんどんやってみようって思って。でも、練習は好きじゃないから、あんまりしなかったんですよね(笑)。

チョッパー:オレオと一緒だね。チーム・ダブルと言われてる(笑)。

ありさ:ダンスを続けることができたのは、ある意味、奇跡です。続けてきたからこそ、まいに誘われてここにいるわけですし。

みんな、ひとりで(曲を)作ることができるんですけど、そうすることで偏った感じになるよりは、合わせることでいい感じの振り幅になるというか、ひとりでは考えられないようなものが出来上がっていくんです。

影響を受けたミュージシャン、バンドについて教えてください。

はな:私はパンテラです。音楽に興味がなかった時に、友達の家にパンテラのCDが置いてあって、ちょっと借りて聴いたらすごく衝撃的で。その時はドラムがどう、ギターがどうとかわからないんですけど、なんか楽しそうだなっていうのがあって。そこから高校生活はパンテラのCD1枚を聴いていたって感じで。まあ、そのパンテラが好きだった時は、メタルっぽいもののみしか受け入れないというか、凝り固まった音楽性とかになっていたんですけど、その後はいろんな音楽を聴くようになって、いろんな要素を自分の中に取り入れるようになってからGacharic Spinに入ったので、だからまあ、きっかけはパンテラなんですけど、いろんなものから影響を受けてます。途中でフィフティーズを好きになって、そればっかり聴いてる時もあったし、今もアイドルとか、いろんなジャンルを聴いたりします。

オレオレオナ

オレオ:小学校6年生か中学1年生くらいの時はTLCがすごい好きでしたね。あとは、デスティニーズ・チャイルドとか。からの〜ディープパープル、からの〜その後にちょっと飛んでニッキ―・コルベットとか、なんて言うんですか、女の子ロックン・ロールみたいなのを聴いたり。なんで、かなり雑食なんですよね。小さい頃はJ-POPを聴いてテレビ観てワーみたいな、意識ない時(笑)、そういう子だったみたいなんで、これが嫌とか全然なくて。あと、今だったらメタルも好きですね。

チョッパー:オレオって、音楽流れてくると絶対同じノリ方するよね(笑)。

はな:なるよね。あと、鼻歌歌い出すよね。もう本当にずっと歌ってるよね(笑)。

チョッパー:私はさっきも言った通り音楽にはまったく興味がなかったんで……でも、わからないながらも楽しいし面白いなと思ってハマったのがKISSですね。ショーとして成り立ってるじゃないですか。最初に彼らを知ったのはDVDだったんですけれど、続きを観たくなるんですよね。ベースとかギターとかわからないんですけれど、次は何が起きるんだろうっていうあのドキドキは、今でも覚えてます。あれはすごい衝撃でしたね。その後はなんでもOKだったんで、薦められるものを聴いてました。でも、自分の中ではKISSが一番です。

プレイ・スタイルは、ジーン・シモンズとは全然違いますよね。チョッパーさんと言えば、名前の通りチョッパーですもんね。

チョッパー:そうなんです。プレイ・スタイルはジーン・シモンズとは真逆なんですけど、でもなんか、バンドの在り方はGacharic Spinに似てるのかなって。

TOMO-ZO:エンターテインメントですよね、楽しませよう、みたいな。

チョッパー:言ってしまえば白塗りだっていらないし、厚底ブーツもいらないし、火を噴く必要もないと思うんですけど、KISSにはあれがいるんですよね。だからそういう意味では、自分のベース・プレイというよりも、エンターテインメントっていう部分での影響が大きいのかなって思います。

TOMO-ZO:ギター始めた頃はJUDY AND MARYにハマって、そればっかりコピーしていて。(キャラの)設定が(14歳なので)あれなんですけど(笑)、高校に入ってからは洋楽……エアロスミスとかガンズ&ローゼスとかのハード・ロックにハマって、あとはスティーヴィー・サラスに影響を受けて、けっこうファンキーっていうか16ビートのノリノリの曲がすごい好きになりました。……Gacharic Spinはメンバーの演奏技術がすごく高いので、私もちょっと頑張って派手なプレイをしたいなと思って、速弾き系メタルも聴くようになりましたね。

オレオ:EU PHORIAの時は、本当におじさんみたいな感じのフレーズばっかり弾いてたけど、Gacharic Spinに入ってプレイが若返ってきたよね。

ブルージィだったんですか?

TOMO-ZO:ブルージィってほどではないんですけど、リッチー・ブラックモアとか、あとはヌーノ・ベッテンコートとか参考にしてました。

パフォーマーのおふたりはどうですか? 音楽でも、ダンサー/パフォーマーとして影響を受けた人でもいいですし。

まい:やっぱりマイケル・ジャクソンですね。中学生に入ってからは、アイドルとかも観るようになりました。あと、EXILEは小学生の時からけっこう観てました。小学生の時に本当に好きだったのは、倖田來未さんです。

ありさ:いろんなアーティストを観てたんですけど、EXILEと、安室奈美恵さんのバック・ダンサーを観るのが特に好きでした。

曲作りの方法について教えてください。

はな:楽器のプレイヤーは、みんな曲作るんですよ。作ってきたものを出し合って、その中からいいものを詰めていくという感じで曲を作ります。だから、合体させたりすることもけっこうあって。それは曲も歌詞もなんですけれど。私が作ってきたAメロが面白いから、これに合うように誰々が作って来たBメロをちょっと変えようかとか、KOGAさんが作ってきたサビ・メロディがいいから、それを元にこういうイントロを作って、Aメロはラップにしようかとか、けっこう混ぜこぜにしたりしますね。みんな、ひとりで作ることができるんですけど、そうすることで偏った感じになるよりは、合わせることでいい感じの振り幅になるというか、ひとりでは考えられないようなものが出来上がっていくので、そこがいいところですね。

チョッパー:得意分野もそれぞれ違うので。

TOMO-ZO:そうだね。良かったよね、いろんなのが作れて。

ひとり一人の個性が強いので、もちろんバンド活動が中心なんですけど、それぞれいろんな活動をして、その集合体の最強集団がGacharic Spinになっていけたらいいと思うんですよね。

自分のストロング・ポイントやアピール・ポイントについて教えてもらえますか。

オレオ:そうですね。いっぱいあるんですけれど。

チョッパー:いっぱいあるの?

オレオ:いっぱいある。わたしはあまり型にハマりたくないなっていうのがあって。

チョッパー:ハマれない?

オレオ:ハマれない。いろんなものがハミ出してるしね。ボーカル、キーボーディストだけれど、いろんなところに行っちゃう、みたいな。なんだろう、爆弾みたいな風でいたい。

チョッパー:ちょっとカッコいい(笑)。

オレオ:だって、私はセクシー担当っていうのがあるんで、持ち前のボディをもっと成長させて、みんなの愛されボディに……。

はな:癒しボディ?

オレオ:そう。癒しボディを作り上げていこうかなって。すいません、全然浅いんで(笑)。あと、キーボードは後ろのほうだから目立たない、みたいなのが本当に嫌で、なので意味なくても私はおっぱい光らせるし、意味なくても四つん這いで弾く。それが汚くても、目立つことが第一。目線をとにかく私に持っていかせるってことには自信があります(笑)。でも、“そんな格好で弾くんだ!”っていうのは、キーボーディストの中ではベスト3には入ってくると思います。

ベスト1だと思いますよ(笑)。

1号 まい

全員:おー、すごい!

オレオ:ここの3人(チョッパー、はな、TOMO-ZO)は凄腕ガールズっていう、うまいプレイで評判なんですけど、私は太い凄腕ガールズってことでよろしくお願いします。浅くてすいません、こんな感じです。

じゃあ、次の方は深いのをお願いします(笑)。

全員:深いのやりづらい。次、行きづらい。

はな:私のアピール・ポイントは……見かけは大事なんで、人と違うドラム・セットをふたつほど持ってます。あとは、男らしいプレイと言いますか。なんと言ったらいいのかわからないんですけど、女子には出せないような感じなのかなと思ってます。

あれだけ叩いて歌えるっていうのはすごいですよね。

はな:ボーカルがあるからプレイを抑えよう、みたいなのは、やっぱり嫌じゃないですか。メイン・ボーカルがいた頃は、めっちゃドカドカやってたんですけど、今はそういった曲を自分がメイン・ボーカルとして歌っても、ドラム・プレイを抑えることなく歌いきる、みたいな。よく、“ドラムと歌をやってて、どっちを特に意識してるんですか?”みたいな質問もされるんですけれど、どっちも全力でやりたいので、まあ、パフォーマンスも歌もドラムも全部ガッツリやっているというのがアピール・ポイントですかね。

チョッパー:ベースって、けっこう地味な立ち位置に思われがち、特に女の子だと。なので、チョッパー/スラップ奏法というのは自分の中では一番のアピール・ポイントなのかなというのもあるし、あと、よく言われるのは、すごい楽しそうに弾くね、とか、女の子なのになんでそんなに顔崩してやるの?とか言われるですよ。女の子だから綺麗でいなきゃというのは大事だと思うんですけど、あんまりそういうのがなくて、顔がどんなにブサイクになろうとも、その時の気持ちに正直にというか、その時のテンションのまま、自然な表情で弾くっていうのは、他の女性ベーシストにはできないことをやれてるかな、と言うか、アピール・ポイントかなと思います。熱さというか……。

オレオ:暑苦しいよね?

チョッパー:そうなんですよね(笑)。

はな:いいと思う。

TOMO-ZO:私はバンドのアイドル担当として、パフォーマンスだったりとかでカワイイ振り付けを考えたりだとか、笑顔で弾くようにだとか。

チョッパー:あれ、でもちょっと(アイドルとしての)営業時間がそろそろ(笑)。

TOMO-ZO:大丈夫。もう閉店時間なんですけど(笑)。ステージ上はカワイイから、ステージを持ち歩けってよく言われるんです。これだけ笑顔であんなフレーズを弾く人はいないよねって思ってくれる人が多くて、この笑顔ですごいフレーズを弾くというギャップの振り幅をどんどん広げてやっていきたいと思うんで。頑張ります。

まい:ちょっとアクロバティックなところとか……。あとは、普段は清楚って言われてるんですね。Gacharic Spinに入ってしゃべるようになったんですけど、普段はもともと無口でしゃべらない人なんです。だけど、ライブではけっこうガッツリ煽ったりとか、表情崩してパフォーマンスできるようになったりとか、そこがけっこう……。

チョッパー:普段の清楚さとライブのギャップに関して、TOMO-ZOさんがさっき使ったような言葉を言いたいんですけどバカなので(笑)。でも、こんな子がこんなことしちゃうんだっていうのはたぶんあると思います。見た目がおとなしそうとか、しゃべらないっていうのもあると思うんですけど、ステージ上がったらこんなに豹変するんだ、みたいな。そんな自分をカワイイと思ってるよね?

まい:……はい(笑)。

チョッパー:そういうところが、スウィートデビルって言われる所以です。

2号 ありさ

ありさ:私は一番メンバーの中で元気で、いつもポジティブです。人間がそうです。いつも笑ってるし、何考えてるのかわからない(笑)。

チョッパー:何も考えてないんでしょ。

ありさ:そうですね。いつも笑ってごまかしてます。

チョッパー:それがウリなんだ?

ありさ:そうです。目ん玉ぶっ飛びヘッド・バンキングが必殺技なんです!

バンドとしての今後の目標、個人としてやってみたいことや目標について教えてください。

オレオ:バンドのことはみんなに委ねているので、私はこの6人の中で自由に羽ばたいていきたいなと思うのと、個人的には私ひとりだけDVDが出てないんですね。なので、セクシー・イメージDVDオファーが来ないかなって待ってるんですけど、全然来なくて。お願いします。

考えさせてください(笑)。

オレオ:それを近い将来出したいなっていう。セクシーっぷりをみんなに知ってもらわないといけないなと思ってます。以上です(笑)。

はな:バンドとしては、もっと大きくなって、大きい会場でやっていけるようにどんどん成長していきたいですね。個人的には、自分のプレイをもっと磨いていきたいです。あとは、楽器が好きでいろんな楽器を触るんですけど、今はドラムとボーカル、場合によってはギターとボーカルもやりますけど、今後はライブとかで他の楽器をプレイするところも見せていけるように、いろんな楽器を習得していきたいなと思ってます。

TOMO-ZO:バンドとしては先月(10月)のZepp DiverCity Tokyo、そして今度、渋谷公会堂(2015年5月3日)が決まっていて、どんどんステージも大きくなってきているので、大きなステージが似合うバンドになっていけるように日々練習とか頑張っていきたいなと思います。個人的には……私は音楽がすごい大好きで、ライブもすごい楽しいので、そのライブとか音楽の楽しさを演奏している時にみんなに伝えられるようなパフォーマンスができたらいいなと思います。

まい:入って1年半とかなんで、あんまりバンドとしてこうしていきたいとかは、本当に先輩たちについていくって感じです。……大きなステージになればなるほど、パフォーマーが動き回ってライブを大きく、華やかに見せるっていうのが、やっぱり入った理由でもあるので……パフォーマーとして今は激しかったりだとか、TOMO-ZOさんの曲で可愛く踊ったりだとか、まだパターンがないので、もっといろんなジャンルを習得していきたいです。Zepp DiverCity Tokyoではパントマイムとかやらせてもらったんですけれど、そういうことにもどんどんチャレンジして、お客さんに見せていきたいなと思います。

ありさ:小道具をもっといっぱい使ってお客さんを楽しませたいのと、自分は頭がもっと良くなりたいです!

チョッパー:個人的には、自分が音楽に興味がない中でベースを始めたっていうのがあるので、自分のプレイを観てバンドに興味を持つとか、この楽器なんだろう?やってみたいとか、楽しそうっていう、きっかけを作る人になっていきたいなというのはあります。ベースがうまくなりたいとかっていうのもあるんですけれど、そういうのとはまた違う、なんか興味がない人でも、あの人誰だろう?あの人がやってることをやってみたいって思うような、なんかその人の人生を変えるような存在になっていきたいなとは思います。バンドとしては、今しゃべっててもわかると思うんですけど、ひとり一人の個性が強いので、もちろんバンド活動が中心なんですけど、それぞれいろんな活動をして、その集合体の最強集団がGacharic Spinになっていけたらいいと思うんですよね。“いろんなことできそうじゃん、あの子”って言われるような集団。よく言うんですけれど、珍獣ハンターとかあるじゃないですか、あれ、オレオに出てほしいんですよね。1ヵ月くらい海外行ってらっしゃい、みたいな。はなは音楽の才能がいろいろすごいので、いろんな人に楽曲提供するとか、アレンジャーとして入るとか、そういうのもやっていけたらいいなと思うし。パフォーマーはパフォーマーで、やっぱりまだ女子高生なんで、また違う可能性もあると思うし、このふたりだからこそできることもあるんじゃないかなとも思うし。TOMO-ZOは持ち前の可愛さを活かしてほしいですね。センター・ボーカルがいない分、みんな主役だと思っているので、本当に他にはないバンド、Gacharic Spinだけだね、と言われるような、そんな存在になっていきたいです。

Album

『ガチャっとBEST<2010-2014> 』
【Limited Edition】TYPE-G
(CD+DVD)

---TYPE-G CD収録曲---

  • Lock On!! (シングル"Lock On!!"より)
  • ハンティングサマー-2014- (新録バージョン)
  • 今を生きてる~2013年春~ (アルバム"Delicious"より)
  • ダンガンビート (アルバム“WINNER"より)
  • JUICY BEATS (アルバム"Virgin-A“より)
  • Ben-Jan-Dan-2013- (会場限定盤アルバム"Delicious"より)
  • More Power-2014- (アルバム“WINNER"より)
  • ヌーディリズム (シングル“ヌーディリズム"より)
  • 爆弾娘(ボンバーガール) (アルバム“Delicious"より)
  • 僕だけのシンデレラ (シングル“僕だけのシンデレラ"より)
  • 宝物 (アルバム“WINNER"より)
  • Never say never (アルバム“Delicious"より)
  • WINNER (アルバム“WINNER"より)
  • ブラックサバイバルfeat.Fuki (新録ボーナストラック)
  • 雪泣く~setsunaku~メロディー-2014- (新録ボーナストラック)
  • * 全15曲(内2曲ボーナストラック)

---TYPE-G DVD収録内容---

  • 『ガチャっとシーズンSP』<2009-2012>
  • ・メンバー撮り下ろしコメンタリー<バンドヒストリー総括1>
  • 『Music Video』
  • Lock On!!
  • 雪泣くメロディー
  • LosT AngeL
  • ヌーディリズム
  • 今を生きてる〜2013年春〜
  • NEXT STAGE
  • メロメロファンタジー
  • 週末ファンタジー(Bonus Music Video)

『ガチャっとBEST<2010-2014> 』
【Limited Edition】TYPE-S
(CD+DVD)

---TYPE-S CD収録曲---

  • Lock On!!-2013- (アルバム“Delicious"より)
  • ハンティングサマー (シングル“ハンティングサマー"より)
  • 今を生きてる~2013年春~ (アルバム"Delicious"より)
  • ダンガンビート (アルバム“WINNER"より)
  • JUICY BEATS (アルバム"Virgin-A“より)
  • Ben-Jan-Dan-2013- (会場限定盤アルバム"Delicious"より)
  • More Power-2014- (アルバム“WINNER"より)
  • ヌーディリズム (シングル“ヌーディリズム"より)
  • 爆弾娘(ボンバーガール) (アルバム“Delicious"より)
  • 僕だけのシンデレラ (シングル“僕だけのシンデレラ"より)
  • 宝物 (アルバム“WINNER"より)
  • Never say never (アルバム“Delicious"より)
  • WINNER (アルバム“WINNER"より)
  • ブラックサバイバルfeat.Fuki (新録ボーナストラック)
  • Across the now!!-2014- (新録ボーナストラック)
  • *全15曲(内2曲ボーナストラック)

---TYPE-S DVD収録内容---

  • 『ガチャっとシーズンSP』<2013-2014>
  • ・メンバー撮り下ろしコメンタリー<バンドヒストリー総括2>
  • 『Music Video』
  • Lock On!!
  • 雪泣くメロディー
  • LosT AngeL
  • ヌーディリズム
  • 今を生きてる〜2013年春〜
  • NEXT STAGE
  • メロメロファンタジー
  • WINNER(Bonus Music Video)

『ガチャっとBEST<2010-2014> 』
【通常盤】
(CD)

---通常盤 CD収録曲---

  • Lock On!!-2013- (アルバム“Delicious"より)
  • ハンティングサマー-2014- (新録バージョン)
  • 今を生きてる~2013年春~ (アルバム"Delicious"より)
  • ダンガンビート (アルバム“WINNER"より)
  • JUICY BEATS (アルバム"Virgin-A“より)
  • Ben-Jan-Dan-2013- (会場限定盤アルバム"Delicious"より)
  • More Power-2014- (アルバム“WINNER"より)
  • ヌーディリズム (シングル“ヌーディリズム"より)爆弾娘(ボンバーガール) (アルバム“Delicious"より)
  • 僕だけのシンデレラ (シングル“僕だけのシンデレラ"より)
  • 宝物 (アルバム“WINNER"より)WINNER (アルバム“WINNER"より)
  • *全13曲収録

Official Site

SEARCH