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妖精帝國 Special Interview スペシャルインタビュー

先日行なわれた『COLORS 2014』出演アーティストの中で、終演後の満足度が最も高いバンドのひとつであった妖精帝國。
そのコンセプチュアルな世界観と、TVアニメやゲームへの楽曲提供が多いことから、マニアックな音楽ユニットとして知る人ぞ知る存在だが、彼らの紡ぎ出す、HR/HMをベースにクラッシック、テクノなどと融合させたアグレッシブかつシンフォニックなロックは、teenaユーザーも一聴の価値ありだ。

女性ボーカルのバンド、メタル・バンドがすごく私に影響を与えている。

妖精帝國とは何者なのでしょうか?

ゆい:ウェブサイトには……妖精の存在を信じなくなった人間が増え、荒廃の一途をたどる「妖精帝國」。音楽を通じて人間達に妖精の存在を思い出させ、妖精帝國を再興させるため、1997年に名古屋市にて妖精帝國の皇女ゆい(Vo)と出会った橘尭葉(たちばなたかは、Gt.)による音楽ユニット「妖精帝國第参軍楽隊」を結隊。 便宜上ユニット名を「妖精帝國」とする。さらに人間界でスカウトしたNanami(ななみ、Ba.)、紫煉(しれん、Gt.)、Gight(がいと、Dr.)の3名と共に、現在はバンドとして活動中。

ロック、ヘヴィ・メタルをベースにクラシック、テクノなどと融合させたヘヴィかつアグレッシブなロックを紡ぎ出す。 TVアニメやゲームへの楽曲提供とに加え、オリジナル楽曲を制作し、「臣民」と呼ばれるファンと共に「式典」と呼ばれるライブも定期的に行なっている。……となっていて、もうそろそろあの紹介も私はいらないと思っているんだけれども、そこを少し端折ると、最近は5人体制という、正しくは4人と1妖精なのだが、ツイン・ギターになってよりへヴィでメタル路線でありシンフォニック要素もありといった、そんな雰囲気のバンドに仕上がっている。これが来年再来年どう変わっていくかはまだわからないが、現状はそういう感じのバンドだ。

初期の頃の妖精帝國を語るうえで欠かせないものに、「ゴシック・ロリータ」というコンセプトがありましたが、『Gothic lolita agitator』発売後にそのコンセプトを1回締めたと聞いています。たしかに、その後、ハードになったと思うんですが、そういうことも含めて新たなコンセプトを言葉で表現するとどうですか?

ゆい:新たなコンセプトというとなんだろうな。うーん、覚醒というのか最近のシングルで覚醒という言葉が出たのだが、それが一番近い言葉かなと思うのだが。8月に出るシングルでは、またゴシック・ロリータの要素が入っていてだな、完全に脱ぎ捨てただけではなく、いろんな方向のことをやってみたいなという感じでいろんなものに手を出してみたという感じだな。

ゆいさんと尭葉さんのユニットが最初にあって、そこに残り3人の方が入られたということなんですけど、ヒエラルキーみたいなのは存在してるんですか?

ゆい:もちろん。当然一番上には私がいるのだが、それぞれメンバーには階級が備わっていて、この間昇進して尭葉は少尉から大尉になったりというような……この階級は何かというと、どれだけ我々の妖精帝國に貢献したかということが主な引き金になっているわけだが、もちろん落ちることもあるということを、あらためてこのメンバーに言っておきたい。

メンバー一同:……。

ゆいさんのほうから、メンバーそれぞれについて説明をお願いします。

ゆい:古株からいうと尭葉だな。なかなかハニカミ屋だな。わりと自分のことよりも他人の動向を気にするクチで、しかし自分のことも気にしてほしいと心の底では思っている。といったなかなか矛盾した気持ちを抱えたコンポーザーだ。Nanamiはベースなのだが、曲も書いて、昔は曲を書けるのが尭葉だけだったのだが今は増えて、Nanamiもなかなかいい曲を作ってくれるのだが、普段は寡黙ではあるんだな。寡黙ではあるのだが、心の中ではたいそうおしゃべりだと思っている。なかなか自分の気持ちを伝えたがらないところがあると思っているのだが、本当はおしゃべりである。紫煉は去年加入したばかりなのだが、上がったな、位が。私は加入時はみんな伍長だと思っていたんだがいきなり曹長の位を射止めたギター担当。まあ、やんちゃキャラではあるな。わりとこうと決めた自分の意見をストレートに表現してきて、今までの妖精帝國にはなかったような強い意志を持った、なんだろうな、LUNA SEAでいうところのJみたいな。キャラクター的には明るくて、我々のチームは暗いキャラクターが多いのだが、暗い中でもまだ明るい。明るい担当ではあるな。Gightは軍曹。一番位が下ではある。まあこれからの彼に期待ということではあるのだが、Gightも曲を作り、もちろん尭葉もNanamiも紫煉も作り、今4人とも曲が作れるということで、かなり今後の妖精帝國の即戦力を入れることができたなと、私自身は思っているのだが。Gightはドラム担当で、もともと我々の楽曲というのは、始めた頃はキーボードで打ち込みが主だったので、それが突然のバンド体制になり、最初の頃はこれは人力で叩けるものなのだろうかみたいなことがドラム担当のものには葛藤があったと思うのだが、最近はどうだ?

Gight:頑張ってます。

ゆい:人力では無理なところもなんとかカバーしながら、一生懸命叩いている。そんなところだな。

結成から17年目になるわけですが、長く活動を続けられている秘訣は?

ゆい:先ほども楽屋で出ていたのだが、辞めてないということが一番だと思うな。妖精帝國でいることを辞めなかったという結果が今なのではないかと。だから続ける秘訣と言われるとよくわからんな。いつの間にか17年という感じで、我々も20年も30年も続けていくぞ、おー!みたいなものがあるわけではなく、ただただ今できることを全力でやってきて、それが毎日続いているという結果でしかないなと私は思うんだが。

フェイバリット・アーティスト、フェイバリット・ミュージシャンについて教えてください。

ゆい:一番好きなのはウィズイン・テンプテーションという女性ボーカルで、バック・バンドは全員男というまさに妖精帝國と同じようなバンドなのだが。海外のバンドでシンフォニック・メタル、同じ方向性で有名なのはナイトウィッシュとかなのだが、それよりも歌声が透き通るようでカナリアの歌声と呼ばれているほどとてもキレイな歌声をしているのだが、そのバンドがすごく好きで、私の音楽に一番介入しているのではないのかなと思っている。他には基本的に女性ボーカル・バンドが好きで、フライリーフとか、インディスモーメント、あとはアゴニストのボーカリストがアーチエネミーというバンドに加入してアゴニストというバンドは辞めてしまったので非常に残念なのだが。そこら辺の女性ボーカルのバンド、メタル・バンドがすごく私に影響を与えている。

尭葉:音楽を始めるきっかけは小室哲哉さんで、打ち込みを始めてバンドものに目覚めるのはX JAPANとかLUNA SEAだとか。あと、ゲーム・ミュージックも好きで、ズンタタというグループのOGRさんとかが大好きです。後は浅倉大介さんとか、菅野よう子さんとか。

Nanami:きっかけは高校生くらい、10代の時に家の近所のお兄さんとかからヨーロッパとか北欧とかのハード・ロック、へヴィ・メタルとかが好きだったのでいろいろCDを借りたのがバンド始めたのがきっかけだったりして。アーティスト名とかかなり量が多いんですけど、とにかく北欧出身のハード・ロック、へヴィ・メタルのバンドが好きですね。

紫煉:どれくらい語っていいのかという感じなんですが。自分がロックを最初に好きになったのはX JAPANで、(X JAPANから)こういうサウンドはどういうものなのかな、これはへヴィ・メタルというんだ、というので、いろいろ調べて海外の速くてメロディックなメタル・バンドをいろいろ好きになって、ラプソディとかアングラとか、そこから自分はギターを選んだものでイングヴェイ・マルムスティーンとか、そういう速弾き系のクラシックなギタリストを好きになって、という感じで、その手のものが好きですね。あとはヴィジュアル系とかもけっこう好きで、ちょっと昔のラファエルとか、あの辺の感じのメロディックな90年代のヴィジュアル系とかけっこう好きです。最近だとメタル・コア、ジェントといわれるメタル・コア系のバンドにハマってて、ペリフェリーとかボーンオブウォシリスとか、そこら辺を好んで聴いています。

Gight:音楽を始めたきっかけというのはあんまり覚えてなくて……というのも小学校低学年の頃からマーチングをやっていて、それがずるずると伸びて中学生の時にB'zを初めて聴いてドラムを叩いてみたいと思って、ドラム・セットというものを初めて叩いたんです。好きなバンドと言われたらB'zが好きで、そこからL'arc-en-CielとかSHAM SHADEとかをよくコピーするようになりましたね。最近のマイ・ブームでいったら、Keyサウントチームという麻枝准さんを筆頭にしたあの作曲家というか、まあなんかそういったチームがあるみたいなんですけど、その人達が作る音楽がひと癖もふた癖もあってすごい好んでいます。

表現者、プレイヤーとして影響を受けた人だったりモノだったりはありますか?

ゆい:私は今挙げたバンドがすべてかなというところがあって、私にとって彼女たちは女性ボーカルでありながら非常にパワフルであって、ただ歌っているだけではなくて心の中から歌というものを表現しているというイメージがある。ミュージック・ビデオとか観ても、激しさをすごく感じるんだ。それが私の生き方に影響を与えたし、パフォーマー/ボーカルゆいとしても、それらの音楽が私に影響を与えたなと思う。

尭葉:ステージングとかだと小室さんとか浅倉さんとかですかね。あとSUGIZOさんとか。世界観的に他の音楽じゃないところの話でもいいですかね、あーでも思いつかないんで大丈夫です(笑)。

Nanami:影響というか好きでわりと聴くのは、ギタリストでイングヴェイ・マルムスティーンっていう人がいるんですけれど、アルバムではベースを弾くことがあって、その人の弾くベースがけっこう好きかなというのはありますね。

紫煉:自分もイングヴェイ・マルムスティーンとスティーヴ・ヴァイで、あと、LUNA SEAのSUGIZOさんと、ドラムなんですけどX JAPANのYOSHIKIさん。あの全力でやってるというのをステージ上で思いっきり出すというか、ソロそれ自体がなんか表現のひとつになってるじゃないですか。あの音楽に全力の演奏、ああいう音と観た目をリンクさせてるというか、あの必死な感じを自分も出せたらいいなという風に自分も感じています。

尭葉:思い出しました。感銘を受けた言葉があって、YOSHIKIさんの言葉なんですけど、アルバムを全曲いいなと思って聴いていたらインタビューで「俺は捨て曲を作らない」って言って。それまではアルバムの中で、これはどうでもいいなって曲があったんですけど、YOSHIKIさんの言葉を聞いて、そういう風にやっていこうって思ってずっとやっています。

Gight:B'zが好きというのもあって、スタジオ・ミュージシャンの山木秀夫さんとお亡くなりになった青山純さんが影響を受けた中で一番デカい存在かなと思います。こまごまと言っていけば、メタリカのラーズ・ウルリッヒの野獣のような気迫のあるドラミングも影響を受けましたし、モトリー・クルーのトミー・リーのような見栄えとドラミングを融合させたようなプレイ・スタイルにも影響を受けています。

歌うだけではなく、身振り手振りだとか、冷静ではいられない激しい自分の中の感情というものをステージ上から伝えていきたい。

ゆいさんには、ステージングというかヴィジュアルを含めた部分でのこだわりを聞きたいんです。そして他のメンバーの方には、プレイヤーとして楽器に対するこだわりを聞きたいんですが。

ゆい:ステージに出て歌を歌うということに関して言うならば、歌詞をメロディに乗せてただ歌うということが自分としては嫌で、例え上手に歌えなかったとしても、その歌詞なりメロディなりオケなりに、これが伝えたいんだっていう何かひとつのものを客席に向けてぶつけてみたいなというのがあって。そうでなければステージの上で歌っていてもまったく意味がないというか。ただ歌うだけなら、それこそ初音ミクにでもやらせておけばいいわけで、上手に歌うということだけではない何かというものを、今それができているかは別として、これは妖精帝國をやっている上で私の中での課題でもあるのだが、歌うだけではなく、身振り手振りだとか、冷静ではいられない激しい自分の中の感情というものをステージ上から伝えていきたいというのが、私なりのこだわりだ。ステージをひとつこなすと、ゆいさんまた歌詞間違えたとか、一定数いるんだそういう人種が、できるならば私も間違えたくないと思っているのだが、それよりも優先順位的に私の中で大事なものがあって、それは、言うなれば、ステージ上で歌詞を間違えることよりもその1曲の中で何を伝えられるかということだな。ということが、私なりのこだわりだろうか。

尭葉:打ち込みはDigital Performer、ミックスはPro Tools、ギターはESP。ESPのギターがいいです。いや本当に。フォレストっていうギターを使ってるんですけどね。

Nanami:最近はギターは7弦なんですけど、必然的にベースも5弦を使うことが多くなって、その中でもギターの低音に負けないくらいもうちょっと下を出せるくらいに太目の弦とかを張って、わりと指でもピッキングを強くというところが楽器的にはこだわりというか、ちょっと気を付けているところですね。あと、また楽器の宣伝みたいで申しわけないですけど最近レイクランドというメーカーのベースを買って、たまに使っているんですけれど、素晴らしくいいです。

紫煉:自分は昔から変なギターを使うのが好きで、7弦があまり普及してなかったころから7弦を買って使ってみたりして。そんな感じです。器材の素材みたいなのは全然分からないんですけれど、弦がなるべく多い方がいいなと。今8弦ギターを使っていて、次のシングルの⌈救世'Aργυρσς⌋(きゅうせいアルギュロス)という曲では8弦ギターを弾いてます。こだわりはなるべく弦が多いということと、ちょっと矛盾するかもしれませんが、演奏しやすいということですかね。弾きにくいギターはいくら音が良くても弾けないので、なんかそういう感じです。

Gight:自分はこのメーカーのこのドラム・セットがいいていうこだわりがあまりなくてですね。実際どんなドラムでもいいって感じですね。ただツイン・ギター+ベースの音圧に負けないチューニングにしようということは心がけてます。7弦、8弦ギター、5弦ベースの低音にも埋もれないようなサウンドを作るよう心がけていまして、プレイ面では先ほど挙げたトミー・リーやラーズのような気迫があり野獣のようなプレイをしつつも、山木秀夫さん青山純さんのような歌心もあるドラミングを目指しているつもりではあります。

テレビアニメとかやゲームの楽曲提供もあればオリジナル楽曲もあるわけですが、それぞれを作る時にプロセスとかは違うんですか? 例えばオリジナルであればこういう風な感じで作っているとか、依頼されたものであればこういう風に作るとか。ゆいさんに関していえば、歌詞の作り方とかはどうですか? 常にいろんな言葉を集めていて合わせていって作ったりするのか、思いついたら最後まで一気にいっちゃうのかとか。

ゆい:まず、私の作詞の環境からいうと、部屋はとにかく暗い。明るい部屋だといろんなものが目に入って気が散ってしまうので、とにかく部屋は暗くしてろうそくの灯りだったりとかアロマ・ランプの灯りだったりとか、それでノート・パソコンで作詞をするのが、まずスタート時点。タイアップの場合は資料をもらうことが多い。もしマンガが出ているんだったらそれは全部読む。そこから私がマンガをトレースするだけではなく、もし主人公がこういう場合になったらどう考えるであろうかということを私なりに考えて、そこから作詞をしていくことが多い。オリジナルの場合はまったく違って、自分の中でまずは物語を1本作って、その物語を作った中からそのメロディに合うように言葉を変えていく。そういった手法をとることが多い。

基本的に曲が先なんですか? それとも歌詩が先なんですか?

ゆい:曲が先だな。すべて曲が先だ。たまには詩が先なこともやってみたいのだが、わりとみんなが渋い顔をするので、大変なんだそうだ、詩が先なのは。いつかはやってみたいと思っている。

曲はどうやって作るんですか? デモを皆さんで持ち寄ってこれでいこうみたいなのか、ある程度、担当は決まっててみたいな話なのか?

尭葉:最近はみんなで作って選ぶことが多いです。

家できちんとデモを作ってくることが多いですか?

尭葉:まあ、ほぼ完成版みたいものを。あとはボーカルを入れてちゃんと録るなりなんなり、わりと追いつめたプリプロをされたものを自宅で作って。

その後のレコーディングのプロセスは? レコーディング形態としてはバラバラに録りますか? みなさん一緒に録るって感じですか?

尭葉:比較的、集まって録るかなという感じです。ドラム録る時も同時にギター、ベースも録っちゃって、良ければそれを使っちゃうし。同時に録りながら、まあもちろん一発で済むことはなかなかないんですけれども、基本的には同時に録っていってという。メタル的サウンドだとけっこうかっちりして、1個1個録って、おかしいところも完璧にしたら次の人、っていうのが主流だと思うんですけれど、きっちりめを目指してはいるんだけれど、同時に人間ぽい部分も残るように、わりと録っている方かなと思います。

まずは楽曲を気に入ってもらうことなのだが、もし楽曲を気に入ってもらえたならば、ぜひとも式典に足を運んでもらいたい。それでこそ我々、妖精帝國というものが伝わるのではないかと思っているのだ。

バンドとしてこれからの目標は? また、個人としてどういう風になりたいですか?

ゆい:バンドとしての目標は、海外のメタル・フェスであっと言わせたい。まあ参加したいのだが、日本のメタル・フェスですら呼んでもらえないこの体たらくなのでなあ、海外というのはいつ叶うのかなというところがあるのだが、これは機会がある度に海外でフェスというのは言っているので、いつか言い続けることでそれが現実になればいいなという感じだな。個人としては妖精帝國を復興させたいくらいかな。

尭葉:海外フェスに出たいのと日本では武道館くらいやれるといいじゃないですかね。個人としては、死ぬまでカッコ良くてうるさくて速くて切なくて、みたいな感じのひよってない曲を作っていきたいとは思っています。なんか年をとったり、バンド抜けてひとりになると、ひよった曲作る人が多いのがとても悲しい。聴いてて悲しかったんで、そうならないようにやりたいと思っております。バンドもそういう風にやれれば。まあ、バンドも個人も一緒ですね。

Nanami:個人的にとバンドで被ってる部分が多いんですが、今のバンドで作曲をみんなですることが多くなったんですけど、今はデモをひとり一人が持ち寄ってみたいな形で作曲編曲まで完成させて持ってきてるんですが、もちろんひとりはまとめ役が必要だと思うんですけれど、ある程度スタジオとかにアイディアを持ち寄って何かを作っていくという方式もどこかのタイミングでできればなというのを思っています。

紫煉:バンドとしてちょっと個人も入ってると思うんですが、バンドの演奏というか全体の一体感をもっともっと高めていきたいなというのがありまして。演奏だけじゃなくて、作曲だったりそういう面で、今もひとり一人としての個性は強くはあるんですけれど、よりお互いに引き出しあってというのをもっともっと突き詰めていけたら、より妖精帝國にしか作れない音楽というのが世の中に出していけるんじゃないかなと。そういうことを頑張りたいなと思ってます。本当に個人的なことだと、自分も好きなギタリストがいますので、イングヴェイだったり……なんかこれからギターを始める人が、自分の名前を今後挙げてくれるようになれば嬉しいなと思っております。そういう風なギタリストになれるように頑張りたいなと思ってます。

Gight:バンドとしての目標なんですが、Nanamiさんとちょっとカブってしまうんですが、作曲段階において個人個人で出し合うスタイルではなくて、全員でちょっとネタを持ち寄って、ちょっとずつ作り上げていく作曲の仕方、そういう風になれたらいいなと思っています。個人的にはまた作曲の話なんですけど、まだ妖精帝國で自分の曲が使われたことがないので、その妖精帝國の世界観に合わせて、Gightっぽさが残る曲を作っていけたらいいなと思っております。

最後にファンの方、臣民になるであろう人達、teenaユーザーに向けてメッセージをお願いできますか。

ゆい:まずは我々の楽曲を聴いてもらうこと。これが臣民の入口であることは確実なのだが、我々の楽曲の真価というのはライブでないとおそらく体感できないのではないかと思っているんだ。だが、広大なネットの情報によると、妖精帝國の式典、まあライブのことなのだが。怖くて行きにくいという声をちらほら聞くんだな。まあ何が怖いんだろうとちょっと考えたのだが、2種類あって。身体的に怪我を負いそうで怖いと、もうひとつは宗教じみていて外部から観ていて怖いと、まあその2種類ではないかと思うのだが。その心の迷いを解放すると、後ろの方はかなり安全である。後ろの方はといっておくぞ、ここは。前の方は確かに怖い、少々怖いところがある。だが、女性も多いんだな。それから女性専用ゾーンというのがあって、一段高くなっているんだ。そこからであればちょっと背の低い可愛らしい女性であっても確実に見えるし、周りに猛者がいないので安全に観ることができるスペースを用意している。ちょっと宗教じみていて外部から観ていて怖いということに関しては、怖くないぞとしか言いようがないんだが。

まあ、なんでも最初は怖いんだな、経験していないうちは何だって怖い。だが、飛び込んでみると意外と怖くないというのが、大人になるにつれてわかってくるのだが、やはり10代であったりすると、とにかく自分が未経験なことに恐怖を感じるであろうことはわかるのだが、終身独裁官含めまったく怖くないので、そして入ってくるものに対して拒むことはない。来る者は拒まず、去る者は留める、みたいな、そういうスタンスなのでな、まずは楽曲を気に入ってもらうことなのだが、もし楽曲を気に入ってもらえたならば、ぜひとも式典に足を運んでもらいたい。式典でこそ我々、妖精帝國の存在というものを伝えることができるのだ。

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